リスクとリターンの関係を知ろう

リスクとリターンを考えよう

みなさんは「リスク」という言葉にどんなイメージを持っていますか。
「失敗」や「危険」という怖いイメージを持っている人が多いかもしれませんが、「挑戦」というようなポジティブなイメージがある人もいるかと思います。
たとえば人生の中のリスクを考えてみてください。できるだけリスクを避けて浮き沈みのない生活を過ごしたい人もいれば、リスクがあるけれども一発逆転を狙う波乱万丈な人生を送りたい人もいます。

ではお金にとってのリスクはどんなものでしょうか。お金を貯めたり増やしたりすることを「運用」といいますが、運用におけるリスクは「結果がどうなるか分からない、先が読めない」ことをいいます。
そしてこの運用の結果のことを「リターン」といい、リターンにはプラスもあれば、マイナスもあります。

リスクとリターンの関係リスクとリターンの関係

ふつう、運用のリスクが小さければリターンも小さく(ローリスク・ローリターン)、リスクが大きければリターンも大きく(ハイリスク・ハイリターン)なるといわれます。
たとえば銀行に定期預金としてお金を預ける場合、預けたお金は減ることはないですが、受け取る利子もとても少ないので「ローリスク・ローリターン」といわれます。

一方、株式でお金を運用する場合、その値段が上がるか下がるか誰も正確には分からず、予想することしかできませんが、その分、株式の配当金や値段が上がったときに得られる利益は大きいため、「ハイリスク・ハイリターン」といわれます。
株式や債券のようなお金の運用先を、「金融商品」といい、それぞれにリスクとリターンの関係があります。

お金を3つに色分けする方法

みなさんがお金を運用するときは、このようなリスクとリターンの関係をしっかり理解して金融商品を選択する必要がありますが、上の図を見るだけでもいろいろな金融商品がありそうですね。
どんな金融商品をどうやって選べばよいか迷ったときは、まず今持っているお金をどうしたいのか目的別に色分けすることから始めてみましょう。
「使うお金」「貯める・備えるお金」「増やすお金」の3つに分けてみることで金融商品が選びやすくなります。

お金を3つに色分けした例お金を3つに色分けした例

◆使うお金
日々の生活費などに使うためのお金です。必要なときにはすぐ引き出して使えるようにしておく必要があります。
これを「流動性」といい、普通預金などの金融商品が適しています。

◆貯める・備えるお金
近い将来使うことが決まっているお金や、病気やケガで入院することになった場合などに備えるためのお金です。
「安全性」の高い運用ができる定期預金や個人向け国債などの金融商品が適しています。

◆増やすお金
将来のためのお金などしばらく使う予定がなく、できれば増やしたいと思っているお金です。お金を増やせる可能性のことを「収益性」といいますが、株式や投資信託など収益性が高い金融商品はリスクも大きいので、自分がどれくらいリスクをとって運用できるか確認しておくことが大切です。

残念なことに、これら3つの目的すべてに合う金融商品や「ローリスク・ハイリターン」の商品はありません。お金の目的にあわせて賢く運用をするためには、それぞれの金融商品の特徴をしっかり確認し自分に合った運用をすることが大切です。

CHECK POINTCHECK POINT
  • リスクとリターンの関係を説明できるようにしましょう。

深堀りしてみよう!

大人になったあなたが500万円のお金を持っているとしたら、お金をどのように色分けして、それぞれどんな金融商品で運用するか理由も含めて考えてみましょう。

「投資信託」とはどんな金融商品なのか詳しく調べてみましょう。(大和証券のサイトを見る

用語解説

銀行にお金を預けてから6カ月や1年など一定期間引き出さないことを前提とした金融商品。普通預金よりも金利が高く、利子を多くもらうことができますが、途中で引き出してしまうと大幅に下がってしまいます。
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「株式って何だろう?」を見る
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個人投資家のみ買うことができる国債のこと。期間は10年(変動金利)、3年、5年(固定金利)の3種類があり、毎月発行されていて1万円単位で始めることができます。
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広く投資家から集めたお金をまとめ、運用のプロが国内・海外の株式や債券に投資する金融商品のこと。少額から買うことができ、個人でも投資がしやすくなっています。運用会社や販売している金融機関に手数料などを支払います。
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関連サイト

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