債券って何だろう?

債券ってどんなもの?

お金を必要としている国や会社などが、銀行からお金を借りるのではなく、「お金を貸してください!」と呼びかけをして、証券会社などを通じて直接、投資家(会社や個人)からお金を借りる方法があります。
お金を借りた国や会社などは、お金を借りた証明(借用証書)のようなものを発行し、これを「債券」といいます。

債券とは債券とは

「債券?聞いたことないなあ」と思ったあなた。国債なら聞いたことはありますか? 社債はどうでしょう。国が発行する債券を国債、会社が発行する債券を社債といいます。

つまり、もしあなたが日本の国債を買ったら、投資家として日本国にお金を貸したことになるのです。なんだかすごいハナシですね。

債券は信用力をチェックしよう!

債券を買って国や会社などにお金を貸している間は、毎年○%など、決まった利子が投資家に支払われることが約束されていて、約束した期間が終われば、最初に出したお金が戻ってきます。
ただし、債券を発行した国や会社などが万が一破たんしたり倒産してしまった場合、投資家が貸したお金は戻ってこないかもしれません。そのため、債券を買うときは、自分がお金を貸す相手が、ちゃんとお金を返してくれるかどうか、信用力をチェックすることが大事です。
もらえる利子がとても多くて魅力的でも、お金を貸す国の財政状況や会社の経営状態が危なさそうだったらお金を貸したくはないですよね。

買う債券の信用力をチェックする方法の一つに「格付け(かくづけ)」があります。

格付けのイメージ格付けのイメージ

これは、格付けをする会社(格付け会社)が、それぞれの債券につけた評価のことです。たとえば、一番信用力が高いものはAAA※(トリプルエー)、続いてAA(ダブルエー)、A(シングルエー)、BBB(トリプルビー)と評価がつけられます。
※Aaaという表記をする格付け会社もあります。

貸したお金が将来ちゃんと戻ってくるかについて不安な要素がある債券は、BB(ダブルビー)以下の評価がつけられます。
格付けが低い債券は、格付けが高い債券よりも金利を高くして利子を多く出してお金を集めることが多いので、債券を買うときには、利子の多さだけではなく格付けもしっかり確認して、判断材料の一つにしましょう。

CHECK POINTCHECK POINT
  • 債券を買うときに確認しておくべきことは何か、整理しましょう。

深堀りしてみよう!

「貧困や環境などの社会的な課題の解決」を目的として発行される債券としてインパクト・インベストメント債券という債券があります。どういったものか調べてみましょう。(大和証券のサイトを見る

日本の国債の種類と格付けについて調べてみましょう。1万円から買うことができる国債もありますが、あなただったら買うかどうか考えてみましょう。財務省のサイトを見る財務省のサイトを見る

用語解説

「証券会社の仕事って何だろう?」を見る
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国が発行する債券で「国庫債券」の略。国が資金の不足ををまかなうための借金の証書として発行される証券のこと。日本の国債の発行は法律などに基づいて行なわれており、決められた期間後に投資家へ返されるお金は日本国によって保証されます。
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一般の会社が投資家から直接資金を調達するために発行される債券のこと。会社の借金であるため、決められた期間中は投資家に利息を支払い、期間後は現金で返します。投資家に支払われる利子は、債券の種類のほか、格付け会社によって付与された信用力の格付けなどによって変わります。
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国債や社債などの確実性を分析し、アルファベットや数字など簡単な記号でランク付けする会社のこと。格付け会社には、米国系のムーディーズ、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、欧米系のフィッチ・レーティングス、国内では格付投資情報センター(R&I)や日本格付研究所(JCR)などがあります。
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関連サイト

  • 大和証券大和証券
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